異性の身体ってどうなっているのか知っていますか?
自分にないものを持っていて、とても大切な仕組みが備わっているのです。
人間は、子孫を残すことを使命として生まれてきました。
男性は子供ができる元を蓄え、女性は赤ちゃんを育てることができる身体を持っています。
今回は、子供を産むために必要な「生理」についてお伝えしたいと思います。
風俗嬢でも生理期間中はお仕事を休む子もいれば、オプションの制限をしたりします。
生理中、女性の身体では何が起きているのか、なぜ生理が起きるのか。
「生理」を理解してくれる男性は、かなり高得点です。
この機会にぜひ知っておきましょう!
男性と女性の身体のしくみ
男性、女性の体の仕組みや名称、役割などは学生の時にも少し学んだことかと思います。
あなた自身も子供の頃に比べると、体格や体質、身体が変化したのではないでしょうか?
女性は9〜14歳、男性は10〜14歳の頃あたりから体に変化が出始めます。
この変化は、ホルモンの排出によるもので、女性は胸が膨らみ、卵子がつくられ、赤ちゃんを育てることができる身体が出来上がってきます。
そして男性は、赤ちゃんが誕生する精子がつくられるようになり、髭が生えたり、筋肉が発達し、ガッチリした体つきになっていくのです。
“生理”、“女の子の日“って何?
生理とは
生理は、赤ちゃんが育つ子宮の中の不要になった膜が排出されるお掃除期間です。
女性の身体は約1ヶ月に1度、卵巣から卵子を排出し、子宮の中の膜を厚くすることで、受精卵の受け入れを整えます。
しかし、受精しなかった場合は準備した膜が不要となるため、血液とともに排出します。
生理中の症状
生理期間中の女の子には、腹痛、頭痛、腰痛、下痢、貧血、また全身がだるくなるなどといった様々な症状が出ます。
この症状や程度は人によっても違いますが、腹痛、頭痛、腰痛、だるさを感じる女性は多いようです。
学生時代や仕事でも、生理痛で休む女性もいたかもしれません。
そんな時あなたはどのように思っていましたか?
ただのズル休みじゃないかなどと考える方もいたのではないかな?と思います。確かに、男性は「生理」を体験できないため、「生理痛」の辛さもわからないと思います。
しかし、本当に症状がひどい子は起き上がれないほど辛く、薬を飲んでなんとか1日を過ごしているという女性もいることを知っていただきたいのです。
生理痛はなんで起きるの?
生理中になぜこんなに症状が出るのかというと以下のようなものが原因と言われています。
プロスタグランジンの分泌
プロスタグランジンという物質は、子宮内の不要になった膜を経血ともに体外に押し出す役割を持っています。そのため、子宮の収縮が普段よりも過剰に働くため、腹痛や腰痛、下痢などの痛みが発症するのです。
子宮の出口がせまい
特に、若い女性や出産経験のない女性の子宮の出口は狭いため、経血が体外に排出するときに通りにくくなることから痛みが生じます。
出産後は、子宮の出口が広まり、以前より痛みが軽減される場合もあるようです。
精神的・身体的ストレス
生理中は、精神的にも身体的にもストレスが溜まりやすくなります。そしてストレスによって、ホルモンバランスや自律神経を崩し、血行も悪くするなど良いことはありません。また体温も低下させるため、身体の冷えに繋がります。
冷えることによる血行不良
生理が始まると、体温は低下します。身体が冷えると、血液の回りが悪くなり、痛みの元となるプロスタグランジンが体内で滞ってしまうため、痛みが強くなります。
生理中のエッチは危険?!
妊娠
生理期間中にエッチしても大丈夫だという方がたまにいるようですが、これは、“絶対ではない“というのが本当です。
先ほども書きましたように、生理中は子宮内の膜が剥がれ落ち、血液とともに体外へ押し出されます。ですので、妊娠できる時期ではないとも言われています。しかし、健康な精子であれば、最長5日ほど生き続けることがあるのです。
性感染症
そして、生理中のエッチによって性感染症にかかってしまうかもしれないというリスクもあります。
性感染症については以前の記事でも紹介しましたが、性感染症は目立った症状が出ずに病気が進行していくことが多いです。
普段のエッチでも、感染するリスクがありますが、特に整理中のエッチは注意です!
というのも、生理中の女性の身体はとても敏感になっており、デリケートな状態。どれだけ優しくしても、性器が傷ついてしまい、そこからバイ菌が侵入し感染してしまうことが多いのです。
また男性側も、血液と性器が直接触れることになるため、感染する確率が普段よりも高くなるのです。性感染症は、膣内に挿入しなくても、口や性器の粘膜などに血液が接触するだけでも感染する恐れがあります。
生理期間中は、女性としては体調も万全ではなく、経血も出ているため不安だと感じる方が多いです。そのため「大丈夫だから」と無理にエッチの強要をしたり、避妊をせずにエッチをするのはやめましょう。
生理中の女性との関わり方5選
それでは、生理中の女性にはどう関わるのが良いのでしょうか。
ポイントを5つ、ご紹介していきたいと思います。
1、「生理?」とダイレクトに聞かない
生理は、女性にしかこないもので、痛み・辛さも男性には分かり難いものですよね。
そのため女性から「生理中だといってくれないとわからない」と思う方もいるかもしれませんが、中には、「生理中ということ」や「生理」という言葉を口にしたくないという女性もいます。
ですので、「生理」という言葉を言わない、言わせないように注意しましょう。
2、「生理」であることを理解する
この記事をしっかり読んでくださった方は大丈夫かと思いますが、生理中は女性が最もデリケートな状態になる期間です。
先ほど書いたように、「生理」ということを、相手に伝えない方がいる反面、「生理中なの」と伝えられる女性もいます。これは、「言わないと生理の痛み、辛さをわかってもらえない」と思っているからです。
生理であることを伝えられるのは、本当に自分のことをわかって欲しい相手です。
自分がいつもより体調が悪いこと、ストレスが溜まりやすく、イライラしてしまうかもということを伝えることで、相手を傷つけないようにするためでもあるのです。
3、言動に気遣う
生理ってどれほど痛いもので、辛いものなのか自分が経験してみないとわからないものです。しかし、男性には備わっていないものなので経験しようがありません。
だからと言って開き直るのではなく、女性を思いやることは誰でもできるかと思います。
いつも女性がやっていることを、自分が代わりにやってあげたり、「大丈夫?」と気遣いの言葉をこまめにかけてあげると良いでしょう。
4、そっとしておく
女性が生理中であることを知った時、自分にできることが何なのか迷うこともあるかと思いますが、正直生理中にとって嬉しいことは、「そっとしておいてくれること」す。
生理中は体温が低下し、血液の血行が悪くなることで体調が悪くなったりします。
ですので、一番は、体を暖めて、しっかり休息をとってもらうことです。
5、コミュニケーションをとる
女性も人によって、出る症状や程度も違います。
そっとしてほしい方もいますが、近くにいてぎゅっとしていという方もいらっしゃいます。
どうやって接してほしいのかを彼女に聞いて、いつも以上にコミュニケーションを取りこまめに彼女の体調をチェックしてあげられると良いでしょう。
「生理」についての理解を深める
このように生理期間というのはとても女性にとって、身体的、精神的に辛い期間であります。そんな時、自分の体調を理解して、サポートをしてもらえると女性はとても嬉しいもの。
「生理」について理解をし、女性と向き合うことで彼女との距離を縮めることができるかもしれません。